北青山外苑前の耳鼻咽喉科医院 - 認定医によるホメオパシー治療

ホメオパシーの原理について

ホメオパシーの原理について簡単に説明しましょう。まだわかっていないこともありますし、自分のような西洋医学に25年も浸かっている医師には信じがたい事実もあります。しかし、今の医療には欠けてしまった部分があるのです。ホメオパシーの先駆者から伝統的に言われていることですが、「患者の話をよりよく聴くことができるようになればなるほど、より良いコンサルテーションが行える」と200年前から言われているということです。今や医療は経済的に追い詰められ、患者さんの話を聞く余裕はなくなり、2時間待って3分診療は当たり前になっています。

2つの基本原則

サムエル・ハーネマン医師ホメオパシーには2つの基本原則があります。①似たものが似たものを治す②最小限で効果的な投与量を用いることです。18世紀後半にサムエル・ハーネマンという医師がこの原則に気付いたのが始まりとされています。ハーネマン医師は当時流行していたマラリアの治療にキニーネを使っていました。キニーネはキナという植物の皮から作られる特効薬で今も主に使われています。マラリアの流行地域で現地で昔から行われていた治療でした。彼は何を思ったのか自分でキナ皮を飲んでみました。するとマラリアと同じような症状をしばらく起こしてし、その後は自然に元に戻る事態を経験しました。つまりマラリアの治療薬はマラリアと同じような作用を持っているものを使っているということに気付いたわけです。その後はいろいろな病気に対して、植物、鉱物、化合物を試して同じような症状をもつものが治す力があるということを次々の発見していきました。当時はまだ人体実験のような考えがなかったためか、健康な人に実際に試してどんな症状が起こるかを効果的な作用と副作用について確かめて記録しました。今では考えられないことです。また投与量についても効果のある最低の量を決めるためにもともとの薬液をアルコールで段階的に希釈して使ってみました。さらに特殊な方法ですが振とうという希釈時に薬を激しく振るという作業も加えました。このようにしてできた薬のことをレメディと呼びます。

引用元:エンタプライズ社 Bob Leckridge 著 板村論子訳 「医療従事者のためのホメオパシー」

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耳鼻咽喉科とホメオパシー

私がホメオパシーに興味を持ったのは、次の3つの治療について、現在の医療のやり方で壁に当たったからです。

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耳鳴り

耳鳴り治療まず一つ目は、当医院の特徴にしている耳鳴りの患者さんの治療についてです。耳鳴りは大きく分けて、①難聴がひきおこす耳鳴りと、②難聴の有無にかかわらず音の感じ方に不安や不信、アンバランスをきたしたものがあります。 まず①難聴がひきおこす耳鳴りに対しては聴力を元に戻すように治療を行うことができるだけ早い時期に必要です。次に②難聴に有無にかかわらないケースですが、難聴があって もう聴力の改善が望めないとか、あまり聞こえが悪くないのに耳鳴りがすごく気になる場合は、音を感じる聴覚系のバランスが悪くなっていると思われます。バランスには耳(音を聞く)、脳(音や言葉を認識する)、患者さんの生活環境(騒音)、不眠、ストレス、筋の凝りが大きく関与します。ですから、耳だけを治そうとしても感覚系のアンバランスは様々な原因でおこるので、無理のようです。それならば、耳だけではなくて耳鳴りのある「患者さん」として総合的な面から治療したほうが有効だと思います。最近のTRT療法(Tinnitis Retraining Therapy:耳鳴りの最新の治療法です。カウンセリングと音治療器を使用します。 )もカウンセリングが大きな位置を占めていますが、考え方は同じです。私は精神科の専門医ではありませんので、カウンセリングといっても、患者さんの耳鳴りの状況や日常生活の支障度について時間の許す限り お話を聞かせて頂くことになります。 このように、より効果のある耳鳴りの治療について試行錯誤しているときに、ホメオパシーのことを聞いたのです。病気だけを治すことより、病気になった人を治すという考え方は、耳鳴りで困っている患者さんには是非試してもらいたい治療法だと思います。

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めまい

めまいは大きく分けて①耳の奥にある三半規管の異常による場合と②脳、脳幹、小脳などの中枢性のめまい(たとえば、血行障害、酸欠、頸部の筋の凝り、血圧の異常、貧血など)があります。どちらかというと、①は耳鼻科で治療、②は脳神経内科や脳神経外科が専門と考えられ易いのですが、めまいというものはどちらかはっきりと区別できないことも多いので、両方を診れる耳鼻科から検査・治療を始めていくことをお勧めします。しかし、めまいの感覚を抗めまい薬で治療していくのが普通の手段ですが、めまいを引き起こすきっかけや、症状が長引く理由は様々であり患者さんそれぞれで異なります。めまい治療短い診察時間では医師に伝わらないような原因もあるかもしれません。ホメオパシーでは通常のめまいの治療を行ったものの良くならないケースに対して治療をしたいと思います。面談を通じて、患者さんそれぞれの症状や心の状態を検討してオーダーメードの治療していく方法です。3か月くらいをめどに治療を行いましょう。

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花粉症

花粉症治療三つ目は、花粉症の治療に関してです。花粉症の時期に、妊娠を希望されている方や妊婦さん、授乳をしている方が有効な薬を使えないので辛いという話をよく聞きます。確かに今の薬は安全性が確立されていないので、処方してあげられません。そこで、鼻づまりを治す点鼻薬や鼻の洗浄、アロマテラピーをお勧めしています。治療の有効性に関しては、通常の治療薬の方が圧倒的に有効ですが、ホメオパシーでも鼻水、目のかゆみに有効なレメディはたくさんありますので、今までの治療法が利用できない人には有効な選択肢なのではないでしょうか。

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ホメオパシー治療の今後について

耳鼻咽喉科ではホメオパシー治療を認定医が行っている例は少ないと思います。私は日本耳鼻咽喉科学会に所属していますが、花粉症治療いまだほとんど聞いたことがありません。ただ花粉症、鼻炎に対する効果については報告を読んだことがありますが、耳鳴り、めまいにはまだ報告は少ないと思います。今後は有効なケースを掲載して、さらに経験を積んで行きたいと思います。

山川耳鼻咽喉科医院
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