副鼻腔炎の治療中ですが、薬の副作用を心配しています。(34歳・男性)

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副鼻腔炎の治療中ですが、薬の副作用を心配しています。(34歳・男性)

質問

ここ数年鼻の調子が悪く(主に鼻づまり)何回か通院を繰り返しておりましたが、昨年12月に近所の耳鼻科へ行ったところ「副鼻腔炎」と診断され(以前、会社の近くの病院では鼻の免膜が弱いといわれていました)最初の3ヶ月間は週1回 の通院で薬を1日2錠(クラリス200)飲んでおり、それか今に至るまでは2週間に1回の割合で通院し、薬も1日1錠になっております。状態としましては通院前よりは鼻の通りも良くなってきた感はありますがまだ釈然としない(片方の通りはよくてももう1方が良くない、どちら側も)です。
また、ここ4〜5年前から鼾もかくようになり鼻が原因かと思っておりましたが、鼻の調子とは比例せず相変わらずの状態です。このまま(もう半年たちます)通院し薬を飲みつづければ良いものでしょうか。薬の副作用も心配です(2ヶ月ほどまえから手足から妙に発汗するようなりましが関係ないでしょうか 通院している病院では関係ないとのことでした)。鼾はどうでしょうか 今の病院ではあまりわからないようです。長々と申し訳有りませんでしたが、ご見解の程宜しくお願い致します。


返答

私の意見を述べさせていただきます。

クラリスは副鼻腔炎の治療としては、私を含めた順天堂大学が最初から臨床試験に関わっており、私の論文も5枚くらいあります。現在は副鼻腔炎に対しては、200mg錠1錠を2〜4週間以内、その後は1錠で3から4ヶ月、途中で血液検査というのが推奨する方法です。また、治療の開始前と投与終了時(普通は3ヶ月)にレントゲンを行って治療効果をみるのも普通に行われていることです。手足の発汗は関係はなさそうですが、念のために甲状腺機能を含めた血液検査を薦めます。 鼻閉に関しては、副鼻腔炎で鼻茸による場合とは別に肥厚性鼻炎の可能性もありますので、いかがなのでしょうか。いびきは狭いところを空気が通過するときに生じますので、鼻の通気、咽頭の状況、体格などに関わりますので、拝見しないとなんとも言えません。

当院では、副鼻腔炎に関しては、鼻茸があれば、内視鏡下鼻内手術を行い、保存的にはクラリスを2,3ヶ月続けます。鼻閉に関しては、保存的治療のあと、レーザーで鼻粘膜焼灼して、鼻閉は改善します。いびきはHPに書かれているように、アプノモニターでいびきの程度を確認した後、当院の日帰りでレーザーでのUPPP(口蓋垂咽頭形成術)を行うか、順天堂で入院して行うかを決定します。
症状が変わらないのであれば、もう時期的には、そろそろ治療の方針を再確認してもよいと思います。