デカドロン鼓室注入について

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デカドロン鼓室注入について

質問

はじめまして。67歳、男性です。5月28日、朝起きると左の耳鳴りがするので、耳鼻咽喉科に行って聴力検査したところ、高音域で聴力が落ちている(4000hzで45db、8000hzで80db)とのことで、突発性難聴といわれました。ステロイドとビタミン剤の内服と、そのあとステロイドの点滴もしましたが、難聴は改善せず、耳鳴りはとまりません。本やネットで調べると、「ステロイドの鼓室内注入」が有効とのことですが、この方法による改善率(耳鳴りが改善した率)、副作用、通院期間、発症からいつ頃まで効果的か等お教えくだされば幸甚です。また、その他の治療方法はありますか。  


返答

残念ながら、突発性難聴に対する「ステロイドの鼓室内注入」はまだ一般的でないことと、ご質問の状況は現在まだ学会レベルで行っている程度なので、おそらく誰もわかりません。
ステロイド内服のみ有効性が確かめられています。
耳鳴りに対する、「ステロイドの鼓室内注入」は有効性は60%といわれていますが、実際はかなりのバイアスがかかって、20%以下だと思いますが、これも誰も検討していません。一般的に高音域の難聴は回復しにくいのと、基本はステロイド内服ですから、もう終わっていると何ができるかという問題になり、有効性はその施設によって様々でしょう。