「急性中耳炎が治っても、聴力が失われる」との診断を受けました。(3歳・女児)

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「急性中耳炎が治っても、聴力が失われる」との診断を受けました。(3歳・女児)

質問

はじめまして、3歳7ヶ月になる娘のことでお伺いします。まず、やや長くなりますが、経過から申し上げます。4月中旬からずっと風邪気味で小児科に通っていたおり、ようやく治ったとのことで安心していたところ、5月1日に耳が痛いとのことで近所の耳鼻科で診てもらったら、急性中耳炎の始まりといわれ、フロモックス小児用細粒100mgを処方され、連休明けの7日に来るように言われましたが、娘はその後も耳が痛いと泣くので、連休中の5月3日に神戸市医師会の急病診療所につれいくと鼓膜切開をされ、以降今日(5月11日)まで耳だれが続いています。連休明けの5月7日に近所の耳鼻科にいくと、ユナシン細粒小児用を処方されるとともに、菌の検査をするとのことでした。その後、8日、10日と通院し、本日(11日)に、「菌の検査の結果、耐菌性のもので、治ったとしても、滲出性中耳炎に移行し、聴力が失われる。」とその耳鼻科の先生に言われ、妻は茫然自失となっております。(本日はメイアクト小児科細粒を処方されました)
そこでお伺いしたいのですが、耐菌性の急性中耳炎の場合は、治りきらず、すべて滲出性の中耳炎に移行し、すべて聴力を失ってしまうのでしょうか。それとも、それは最悪のことで可能性としては極めて低いものでしょうか。滲出性中耳炎は10歳ころまでにほとんど自然になおると聞いたこともあるのですが、私の娘の場合どうなのでしょうか。わずか10日ほどのことで、幼い娘の聴力がなくなってしまうものなのでしょうか。この先どうしたらよいものやら、大変心配しております。どうぞお答えをいただけますようよろしくお願いいたします。


返答

耐性菌の場合は、なかなか治らなくて治療に大変苦慮します。一部に滲出性中耳炎といって鼓膜の内側に浸出液が貯まることがあり、この場合には液体が貯まっているわけですからや難聴になっているわけです。滲出性中耳炎は7歳になるとほとんど治ります。粘稠度の高い液体が貯まって聴力が両側とも悪い場合に切開やチューブを留置したり、アデノイドや扁桃腺の手術を行います。これも一部の人です。ほとんどはあとかたもなく治ります。急性中耳炎は、放置していると難聴になったり、頭の中に膿が入ったりして危険ですのでこのような抗生剤を使用しながら治療をしていきます。特別なケースではないと思いますが…。ちょっと説明が足らないのかなと思いました。